火災保険の保険金支払いが増加していることもあり、火災保険はここ最近、最長保険期間の短縮や保険料率の値上げが続いていましたが、2024年度からは、全国一律になっている水害リスクに対する保険料率を市町村ごとで5段階となります。いわゆる河川の氾濫だけではなく、内水氾濫や土砂崩れも対象ですので、川から遠いから安いといいきることはできません。私が住んでいる荒川区は、隅田川に面しており(意外と知られていませんが、荒川区は荒川には面していません)、水害リスクは最も高いカテゴリーに分類されます。
皆さんがお住まいの地域の水害リスクはどのカテゴリーに該当するのかを調べてみてはいかがでしょう?
水災等地検索|損害保険料率算出機構 (giroj.or.jp)
その他、市町村が作成しているハザードマップも確認し、水害のリスクが高いようでしたら、火災保険に水害の補償がついているかを確認し、ついていないようでしたら、付保を検討してみてはいかがでしょうか?
保険料率が市町村ごとで異なるようになるのは、2024年度からですから、リスクが高い地域であれば、今年度内に付保をしておけば、向こう5年間は、現在の全国一律の料率が適用される分、負担が少しだけ軽くなります。
今日も局所的に大雨、雷雨が予想されていますが、想像を超える大雨の被害で、人生が狂わない備えをしておきましょう!